カリキュラムCURRICULUM

カリキュラム環境・エネルギープロジェクト

力学科目の演習やもの作り実習を通じて、工学研究の基礎を学びます(平成26年度の予定)。もの作り実習の例として、平成23年度の「基礎プロジェクトII」で実施した内容を下記に紹介します。

プロジェクトの目的

工学の一つの目的である、要素技術を総合してミッションを達成するシステムを設計し製作する過程を体験的に学習する。チームで作業を行うことにより、共同作業の管理、責任感、表現力などプロジェクトの管理にかかわる様々な側面についても学習する。成果物はコンペや成果報告会を行い評価する。

実施方法

実施テーマは複数を提示し、受講学生は希望に応じて1つを選択する。各テーマを選択した学生は1チーム5~6名程度のチームを複数編成し、チームごとに設計あるいは製作を行い、その成果や製作物の性能を互いに競う。優勝チームは表彰する。

  • 基礎実験
  • 基礎実験

次の2テーマのいずれかを選択して実施する。

  1. 海底物体揚収システム
    水深2.5mの水槽底に置いた物体を回収して持ち帰るシステムを製作する。使用できる材料、機材に制限を設け、この制限下で目的を達成するシステムを設計・製作し、その性能をチーム対抗の競技形式で競う。水中ビデオカメラを取り付け、これにより遠隔操作するとともに回収状況を記録する。システムは外形を包絡する体積の80%以上が水中にあるものとする。水中という特殊な環境を考慮したロバストなデザインとする。
  2. エネルギー変換システム
    現在の発電所等で廃熱として捨てられている温度から、さらに電気エネルギーを取り出す。85℃程度に保たれたお湯から電気エネルギーを取り出すシステムを考案し製作する。熱電材料、形状記憶合金など使用できる材料に制限を設け、限られた費用のもと単位時間当たりに取り出す電気エネルギーが最大となるシステムをチームごとに製作し、その性能を競う。

成績評価

  • コンペあるいは成果報告会により設計結果あるいは製作物の内容を競い評価する。
  • 検討の過程も評価の対象とする。